変な映画が観たい

しがないWEBデザイナーです。映画と音楽とデザイン関連のこと適度に適当に書きとめます。

ソイ・チェン監督作『ドラゴン×マッハ!』感想

ウィルソン・イップ監督作『SPL/狼よ静かに死ね』の続編(本作はソイ・チェン監督作)。
でも話的には繋がっていなかったですね。
前作にも出ていたウー・ジンさん、サイモン・ヤムさんが違う配役で出演されていましたが。
前回は敵対していましたが今回は親戚(!)っていうね。
ストーリーは都合良すぎるというか、奇跡的超展開が巻き起こったりするのだけれど、それも観客が薄々感じ取っている予想の範囲内の出来事なのでそこに感動は生まれない(まぁそうなりますわな!と心の中で思いました)。
 
しかしながら、この超展開こそがタイトルの所以なのだと思うと納得するしかありません。
原題である“殺破狼”とは、中国の占星術において、吉凶ともに人生に極端な影響を与える“凶星”と呼ばれる3つの星(七殺星・破軍星・貪狼星)のこと。
終わってみれば前作よりもタイトルが意味するものが当てはまっているように感じるのです(前作は凶が凄かったですね!)。
 
 
まぁそんなことよりも…やはり本作の見所はファイトシーンですよね!
これぞ超人。
アベンジャーズに勝てるぞ!!!と思いました。
 
特に注目すべきポイントは刑務所内での乱闘シーン。
看守・警官隊と囚人の殴り合いという激しいアクションに対し、河の激流に身を任せるかのような滑らかなカメラワークが本当に最高でした。
 
役者に目を向けると、トニー・ジャーさんは確かに凄いんですけど今回はちょっと影薄い印象です。
難病の娘を抱えて頑張る、というイイ話パート担当だったので若干キャラクターが弱くなってしまったこともありますし、やはり演技力的にも不利だったかな…という所感。
配役はウー・ジンさんと逆でも良かったかも知れませんね。
 

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なのでどちらかというとウー・ジンさんの方が存在感が立っており、そっちが主人公かと思ったほどです。
彼に関してはアクションはもちろん、演技パートもすごかった。
あまりウー・ジンさんの出演作を観たことがなかったので、まずそこに驚かされました。
麻薬に溺れる潜入捜査官という難しい役柄にも関わらず、激しすぎないよう抑揚を効かせて実在感のある絶妙なラインを引いていたと感じます。
情けない所もありつつ、しかしめっちゃクール、かっこいい男でした。
 

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また、思いのほかすごかったのはマックス・チャンさんです。
まず立ち姿が美しい。
確かにルックスも綺麗な人ですが、そういう意味だけではなく、構えが美しいですね。
トニー・ジャーさんとウー・ジンさんの前に立ちはだかる彼の立ち姿にはゾッとするものがありました。
 

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あのびしっと決まったスーツ、かっちりした髪型、その一糸乱れぬ装いで超絶に強い。
もう「漫画っぽいな…!」と思いました。
こういう人が存在するんですね。
カンフー映画とか観ていて思うのは、アニメやゲームでやってることをリアルで見せてくれる面白さがあると思っているのですが、それを今回も見せてくれたって感じです。
 
あと、ラスボス相手に主人公達が2人で戦うってたまに見る構図なんですけど、カンフーの王道パターンなのかな?
漫画やゲームだと気にならないけど実写だと「えっ、2対1!!(ズル!)」って思うので毎回気になって仕方がない。
それをモノともせず戦うカンフー映画のラスボス達には頭が下がる想いです。
 
しかし1つ気になるのはそのラスボス戦の決着の付け方でした。
主人公たちとラスボスがある状況に追い込まれるのですが、それが最終的にどうなったかうやむやな感じで終わってしまうのでものすごい消化不良。
本当にやめて欲しい。
それまでの過程(バトル)が超面白いからまぁ良いんですけどね…
 
そして気になる箇所があと1つありました。
諸悪の根源である闇組織のオーナー役がルイス・クーさんが演じられているようですね。
観てる最中にはまったく気がつかなかった…
『導火線 flash point』では出てきた瞬間ドニーさんにシメられてたキャピキャピのルイス・クーさんが!
今回は坂本龍一(風)ですよ!
何なんスか、あれ!
 

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いっやぁ、びっくりしたぁ。
 
そんなこんなで驚きと感動と衝撃とが押し寄せる、怒濤のバトルムービーでした!
 
 
次回は『ワイルド 私の中の獣』についてです。
 
ではまた。

チャウ・シンチー監督作『人魚姫』感想

同じ劇場で上映していた『ドラゴン×マッハ!』を観るついでに観ました。
 
想像以上に楽しめたなぁ。
 
ストーリーのハチャメチャ加減、粗めのCG、ナンセンスギャグのオンパレードで古くささは否めない。
正直「それ、きっつー」な箇所が散見されながらも、それでもなお面白い。
思いっきりエンターテイメントに振り切った楽しませ方は良い意味で映画的。
楽しいくて笑えるし、ホロリとさせられて、王道を威風堂々と歩いているかのように風格さえ感じさせられる出来映えでした。
 
 
劇場の雰囲気もまた良かったんですよね。
シネマート新宿の広い劇場で観たのですが、周りの観客はオーバー50のおっさん、おばちゃんが大半を占めていました。
そのパイセン達のレスポンスの良さと言ったら。
みんな笑って泣く、という一体感を感じられて嬉しいのと 、作品の古くさくて王道のスタイルと古式ゆかしい劇場の雰囲気も相まって、小学生時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えました。
地元に1つしかない古びた映画館へ父親に連れていってもらった日の思い出がオーバーラップし、そのノスタルジックさにまた涙。
 
映画ってこういう、優しくて暖かくて楽しいものだったよなぁと。
 
あと個人的に凄く良かったのは、長老のお婆ちゃん人魚のキャラクター。
彼女にも最後に見せ場があって上がります。
あのお婆ちゃんの過去をもう少し見せて欲しいと思いましたね。
 
チャウ・シンチー映画をもっと観たいと思いました。
 
 
次回は『ドラゴン×マッハ!』についてです。
ではまた!

ユーリー・ノルシュテイン監督特集上映「アニメーションの神様、その美しき世界」感想

存在は知っていたが、今の今までついぞ観ることがなかったノルシュテイン作品を、今年ようやく観て参りました。
 
 
すごい面白い。
アニメーションというか、独特のジャンルが確立されているようにも感じました。
今回の特集では
『25日・最初の日』(1968年/9分)
『ケルジェネツの戦い』(1971年/10分)
『キツネとウサギ』(1973年/12分)
アオサギとツル』(1974年/10分)
『霧の中のハリネズミ』(1975年/10分)
『話の話』(1979年/29分)
の6本が上映されていました。
 
その6本ともテイストが違いながらも、「これがノルシュテインぽさか…」というような一貫した世界観が存在しています。
 
『25日・最初の日』などはキュビズム的な立体感があり、『ケルジェネツの戦い』は宗教絵画的な厳かさで、アオサギとツル』水墨画を利用しています。
また『キツネとウサギ』『霧の中のハリネズミ』は絵本の世界って感じですが、演出方法が違って面白いなぁと。
『キツネとウサギ』では基本、横スクロールの動きでより絵本ぽさ、または紙芝居ぽさがありました。
一方『霧の中のハリネズミ』は背の低いハリネズミが空を見上げたり、霧の中に迷い込んだりするシークエンスは奥行きを感じさせる演出で、絵本の中に迷い込むような感覚にリンクします。
 
最後の『話の話』は上記の一連の手法やテーマの総括的な1作のように見えました。
観念的な要素が組み合わさっており、1回観るだけだとなかなか理解が難しいものがあります。
 
しかし、基本的には無茶苦茶面白かった。
 

 5月にはblu-rayも出るっぽいし、今後観れる機会も増えるでしょう。

その時は是非一度ごらんください。

ハリネズミくんが可愛すぎて悶死寸前間違いない。

 

それでは!

 

 

ドン・チードル監督作『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』感想

今年はちょっと頑張ろうかと思って、新作映画の感想を(できれば)書き残したいと思います。
 
ということで、本年(2017年)1個目はこれです。
 
 
そもそも自分はジャズに疎いので、ジャズの曲やジャズミュージシャンを全く知らないし(名前を聞いたことがあるくらいのレベル)基礎知識すらないんですが、そのような人間が観てどうだったか、という観点で語らせていただければ…
 
で、実際どうだったかというと
 
「全然わっかんねぇな。」
 
っていうね。
 
ドン・チードル扮するマイルス・デイヴィスその人が魅力的かと言えば、まぁ百歩譲ってそうかも知れない、くらいの感じでした。
なかなか良さが伝わってこない。
ユアン・マクレガー分するライターの方に好感持つかといえば、そいつもそいつで特にチャーミングでもない。
 
ストーリーも虚実入り乱れているらしいけれど、虚の部分に面白さがあるかと言えば、やっぱり意味わかんねぇ。っていうか、これ必要?としかならなかった。
 
映画自体も上手い感じには思えないし、良くも悪くもない、感想がない。
 
ムービーウォッチメンでも評論されていたようなので聞いてみたけど、それでも良さが全然わからなかったな。
 
 
こんなにもピンと来ない映画も久々だった。
逆に申し訳ないくらいだよ!
 
新年早々なんなのだろう、この感想。
 
次は頑張ろう。
ではまた。

2016年に観たリバイバル上映作品26本

昔の映画も観る機会があれば観ておきたいなと常々思っています。
しかし膨大な過去作を前にすると何から手を付けていいのやら…となると劇場でリバイバル作が上映されていれば、できるかぎり観ておこう、と決めています。
そんな気持ちで去年観た過去作はこちらです。
(一昨年に新作上映した作品も入ってますが、2番館で2回以上見た新作もリバイバルとして取り扱っています)
 
 
観て良かった順、という感じです。
クストリッツァタルコフスキーは何度か観たことありますが、やはり何度観ても良い… 『2001年宇宙の旅』も『地球に落ちて来た男』も 何度観ても良い…
 
タルコフスキーは今年(2017年)にもK’sシネマで特集が組まれるようで、そちらも是非行きたいなって感じです。
日本人てタルコフスキーが好きなのかな。
毎年のように何かしら上映しているような気がします。
 
クストリッツァは『アンダーグラウンド』が生涯ベスト級に好きな作品なので、こちらも常に上映していただきたい作品でもあります。いつも最後の30分くらいずっと泣いてます。
上映時間がすごく長いですが、観て損はないと思いますので、絶対的に観た方が良い。
そんな中で初見であった『バベットの晩餐会』が最高すぎて、本当に心が洗われるような作品でした。
観る機会があれば、こちらもぜひ観ておくことをオススメします。
 
 
 
その一方で、これは常々言っていることなのですが自分はどうやらルキノ・ヴィスコンティをどうしても好きになれないという事実があります。
なので『山猫』『若者のすべて』はどうしても下になってしまう。
しかし嫌いなのが分かっていてなぜ観るかと言われれば、本当に嫌いなのかどうかを確かめるためとしか言えません。
数作観ただけでは好き嫌いが分からないと思っているからなんですけど。
 
また話は逸れますが、ヴィスコンティと同じくらい好きでもないのに作品を観ている監督と言えばグザヴィエ・ドランさんの作品です。
日本でも話題になった『わたしはロランス』ですが、全然好きじゃない。寧ろお洒落な雰囲気の映像に胸焼けを起こして「ああ、最近の若者って感じだな」くらいの印象でしたし、熱狂しているのも10代20代の人たちだと思っていました。自分には関係ない世界だなって思ってました。
しかしあるきっかけで『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』を観た時には思ったより楽しめてしまったのですね。
期待していなかったという事もあるでしょうが、意外と面白いぞ、と。
その後、『トム・アット・ザ・ファーム』『Mommy/マミー』が立て続けに上映されたのでどちらも観たのですが、その両方とも全然おもしろくねぇな、と。やっぱり全然好きじゃなかった。
けれど、今年公開予定の『たかが世界の終わり』も観ようと思っています(好きなのか?)。
 
 
まぁそんなドランさん作品と同じで、ヴィスコンティ作品も「一応観とくか、嫌いだけど!」という嫌な気持ちになりに行くために、嫌いなことを確認するために観る、という苦行を自分に課しているのです。
しかしそうすることによって、自分の嫌いな作風をきちんと認識でき、好きな作品がより一層素敵に見えたり、自分が好きな作風がより一層明確になるんですよね。
 
そんな感じで、多分またヴィスコンティ作品が上映されれば観に行って文句言ってると思います。
 
新作ばかりでなく、リバイバル上映映画は行った方がいいよ!!
 
ではまた!

2016年にDVD・配信サービスで観た映画51本のジャンル別オススメ一覧

2016年にレンタルや配信サービスで見た旧作映画は51本でした。

その51本をジャンル分けし、それぞれ面白かった作品・好きな作品をオススメ順に並べてみました。
優れている順ではありません。
自分が勧めなくても他の人が大勢オススメしている映画は中間から下になり気味です。
 
レンタルや配信にある作品なのですぐ観られます!
気になったら是非ご覧ください。

ホラー(15本)

  1. サスペリア
  2. サンゲリア
  3. デモンズ
  4. 遊星からの物体X
  5. ミミック
  6. ザ・フライ
  7. REC/レック
  8. インシディアス
  9. ザ・フライ2/二世誕生
  10. 死霊のはらわた2
  11. フライト・ナイト
  12. デイ・オブ・ザ・デッド
  13. 13日の金曜日(2009)
  14. モールス
  15. KILLERS キラーズ
DVDで見た作品の中でホラーが3割を締めていました。
そんなにホラーファンという訳でもないですが、70~90年代前半のホラー作品に限ると結構好きかもしれません(何度も観た作品ばっかりだし…)。
もしその年代の作品をご覧になる機会があったらゼッタイ観た方がいいと思います。
サスペリア』などはやはり怖いイメージがあるかもしれませんが、そこまでハードな内容ではありませんし、寧ろ嘆美な作品で非常に美しいと感じます。
また、特筆すべき点は音楽。
上位3作品は音楽がめちゃくちゃかっこイイ。
ホラーが苦手だという人も騙されたと思って『サスペリア』だけでも挑戦してみて頂けるとホラーのイメージが変わるかと思います。
まぁ変わらないかも知れないけど。
そのときはごめんなさい。
 

SF(9本)

  1. アイム・ヒア
  2. ラ・ジュテ
  3. アイアン・スカイ
  4. スターシップ・トゥルーパーズ
  5. ウォッチメン
  6. インターステラー
  7. アンドロメダ…
  8. ゴーストバスターズ(1984)
  9. バイオ・インフェルノ

 

ホラー作品と同じく「SFってちょっと苦手なんだよねー」という方も中にはいるかと思います。
そんなあなたへ特にオススメなのは上位2作品。
何故ならば短編だからです(!)。
『アイム・ヒア』は32分。
ラ・ジュテ』に限って言えば29分!30分切ってます!
ちょっとお時間が空いた時には最適!
でもどっちも切ない愛とか恋のお話なので、何気なく見始めると最後には心乱されて気が気じゃないって感じになること請け合いです。 

 

ドニー・イェン(8本)

  1. スペシャルID 特殊身分
  2. カンフー・ジャングル
  3. SPL/狼よ静かに死ね
  4. 捜査官X
  5. 孫文の義士団
  6. ドラゴン危機一髪 '97
  7. かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート
  8. 精武門

 

 2016年の年末にドニー・イェンにはまりました。
オススメされた作品や人気がある作品、ただ単に目に付いた作品など、とりあえず借りたり頂いたりしながら8本鑑賞しました。
作品として素晴らしいとか、アクションが素晴らしいとか、ドニーさんがかっこいいとか、色々評価基準はあると思うのですがドニーさん&香港映画初心者の自分が見やすかった順に並べてみました。
また率直な感想として最近作られた作品の方が話に入りやすく、その逆で90年代以前に作られた作品は香港・中国映画独特の雰囲気が漂っていてテンションについていけず、慣れるまでに少々時間がかかります。
なので個人的には最近の作品を主に推していきたいなーと思った次第です。 
 

 アクション(7本)

  1. SPY/スパイ
  2. ザ・レイド
  3. スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
  4. ボーン・アイデンティティー
  5. ボーン・スプレマシー
  6. アウトロー
  7. デッドマン・ダウン

ドニーさんのアクションと他の俳優のアクションを同じ土俵で評価することが不可能であるため、ドニーさん作品とは切り分けました。

その中でも思いの外面白かったのが『SPY/スパイ』です。

ザ・レイド』も無茶苦茶好きな映画なのですが、オススメしやすさで言ったら『SPY/スパイ』の方が上かなと。

なんせ主人公がメリッサ・マッカーシーという、豊満なボディが自慢のコメディ女優さんだからです。

コロコロしててとっても可愛い。

また主人公の友人役のミランダ・ハートさんも冴えなさ加減が最高に面白くてイイキャラしてるし、敵役のローズ・バーンさんも本当にクソ嫌みな女で最高に面白い。

監督は新ゴーストバスターズのポール・フェイグさんですが、この方は本当に女性に対するリスペクトが素晴らしい。

ねちっこい女の友情を、ある時は大げさに、とある時は爽やかに、そして最終的には「女ともだちって、ええなぁ…」としみじみホロリとさせてくれる天才です。

パッケージが全然面白そうに見えないのが難点ですが、ゼッタイ面白い(と思う)。  

 

サスペンス(5本)

  1. 隠された記憶
  2. 白いリボン
  3. べニーズ・ビデオ
  4. ザ・コール 緊急通報指令室
  5. ブラック・ボックス~記憶の罠~

ハネケ作品は果たしてサスペンスというくくりで良いのか…?という疑問もあるんですけど…まぁいいや。

上位3つがハネケですね。

好きなんです。

よくハネケ作品を観た人が「もう2度と観たくない」と評しますけど、自分は割と何度も観ます。

そしてハネケについて書いていたらコチラのカテゴリーがむちゃくちゃ長くなってしまったので自分が何故ハネケ作品が好きか、という話についてはおいおい違うエントリーを投稿したいと思います。

取りあえず、ハネケは観ておけ!

 

other(7本)

  1. ナポレオン・ダイナマイト
  2. 東京ゴッドファーザーズ
  3. ジェイン・オースティンの読書会
  4. レックファスト・クラブ
  5. 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
  6. プロジェクトX
  7. 鬼神伝

分類しても数が少ないカテゴリはまとめちゃいました(雑で申し訳ない)。

しかし…そんな中でもめっちゃおすすめしたいのはやはり『ナポレオン・ダイナマイト』ですよね!!

以前、映画ファンを舐め腐ったかのようなタイトル『バス男』としてリリースされた本作も、尋常ではないクレームによりタイトル改め、『ナポレオン・ダイナマイト』となりました。

オフビートな日常が延々と続くだけかと思いきや、クライマックスに訪れるカタルシス、そしてささやかで穏やかなエンディング。

清らかな涙が一筋流れることでしょう。

 

 

ということで、2016年に観た楽しい旧作映画はこのような感じになっとります。

ではまた!

2016年12月に観た映画25本

2017年になってしまいましたね。
何だかんだで去年は良い映画をたくさん観れておおむね満足でした。
12月もいつも以上に多くの映画を観れましたし。
何故かローグワンでドニー・イェンにはまってびっくりもしました。
ほんとうに、何故いま…しかし楽しくて良い。
そんなこんなで去年12月に観た映画は以下の通りです。

 

【劇場/新作】

  • この世界の片隅に
  • 母の残像
  • 胸騒ぎのシチリア
  • ローグワン
  • 灼熱
  • ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気
  • 映画よ、さようなら
  • シアター・プノンペン
  • バイオハザード ザ・ファイナル
  • アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場
  • ドント・ブリーズ
  • エルストリー1976 新たなる希望が生まれた街
  • ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
13本
 

【劇場/リバイバル】

3本
 

【DVD/配信】

9本
 
計25本
 
自分的にはめっちゃ多い。
そして良い映画観たな!という感じです。
しかしながら本数が多いので全作品については触れられないから好きなヤツだけ(結局いつも通り)。
 
『母の残像』
イザベル・ユペール出演作ですよ。
助演ですが、存在感と貫禄たっぷりです。
ほぼノーメイクなのも潔い。
主演のジェシー・アイゼンバーグはあまり好きじゃなかったんですが、『エージェント・ウルトラ』を観てから好きになりました。
それでもジェシー・アイゼンバーグと親子ってどうなのかなぁと思いましたが、想像以上に親子に説得力ありました。
似てるよ!!
つくしく切ない映画でありながら、静かな力強さがありました。
好き。
 
『灼熱』
これも映像がむちゃくちゃ綺麗だった。
ロケーションもスゴイ。
歴史認識がないとむずかしいニュアンスもあるけれど、こういう映画は観る価値があると感じます。
作品としても面白いけれど、知識として知っておいた方がイイとも思うので、これは観れる機会があるなら観ておいた方がイイと思う。
 
『ローグワン』
3回ほど観ました。
1月もあと2回観る予定です。
 
 
これは話がどうこうよりも、ドニー・イェンが最の高ってやつですよ!!
ドニー好きさんから言わせると、「全力出してない」感がスゴイらしいですね。
なのでドニさん作品を怒濤のように観させていただきました。
超カッコイイ。
むしろ何故いままでこの人に気づかなかったのだろうと不思議なくらいです。
中国系アクターではジェット・リーがめっちゃ好きだったのですが、それをふと思い出しつつもそれ以上に好きになりました。
観れば観るほど好きになりますね。
あぶねぇな!
でもしばらくドニードニー言ってるかと思います。
最後に、ドニー・イェンが最高なアクション動画を置いておきます。
ぜひ一度観ていただきたい。


Donnie Yen Tribute HD

 

ではまた!