2017年8月に観た映画19本
9月になってから妙に涼しげで心地よい陽気…
かと思ったらたまにすげぇ暑くなったりするのは何なんですかね。
そんなことはどうでもいい。
8月の蒸し暑い中観てきた作品は以下の通りです。
【新作】
- ケイト・プレイズ・クリスティーン
- ローサは密告された
- KICKS/キックス
- ベイビー・ドライバー
- 海底47m
5本
【旧作/リバイバル上映】
- デス・レース2000年
- ナイト・オブ・ザ・リビングデッド
- 戦争のはらわた
- 宇宙飛行
- 火を噴く惑星
- 妖婆・死棺の呪い
- ルスランとリュドミーラ
- 死者からの手紙
- エバンス博士の沈黙
- 石の花
- ピルクスの審問
11本
【旧作】
- 特攻野郎Aチーム
- フライト・ゲーム
- 誘拐の掟
3本
計19本
けっこう観てる。
逆に自己嫌悪ですね、他にやることないのか?と…
旧作のソヴィエト映画についてはコチラ↓にまとめました。
そして特筆すべき点はこれですよね、
- デス・レース2000年(1975年)
- ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(1968年)
- 戦争のはらわた(1977年)
いや、一体今は何年なのか?
もう最高です。
しかしながら、悲しいのは7月16日には全てのゾンビの産みの親であるジョージ・A・ロメロ監督が亡くなられた事です。
R.I.P. to the one and only George A. Romero, who has passed away at the age of 77. pic.twitter.com/Em2O7IuYwM
— Retro Horror (@el_zombo) 2017年7月17日
そしてまた翌月、8月26日にはレザー・フェイスの産みの親であるトビー・フーパー監督が亡くなられました。
A Texan horror genius who ushered in a grisly new era, @sightsoundmag remember Tobe Hooper https://t.co/pdrzKX3tNm pic.twitter.com/p3tZ2L3UYj
— BFI (@BFI) 2017年9月3日
悲しいです。
この人たちも死ぬことがあるんだなぁ、と、妙に感慨深いモノがありました。
何だか死なないような気がしちゃうんですよね。
これでもしジョン・カーペンターにまで何かあったらと思うと気が気じゃない。
けど彼はまだ69歳。ロック!
きっとまだ大丈夫。
と、少し悲しい気持ちになりながら今年の夏が終わりました。
では、また。R.I.P.
アテネフランセで「ソヴィエト・フィルム・クラシックス 冒険・SF映画編」を観ました
アテネフランセの壁はインスタ映えするらしい。
ためしにインスタグラムでアテネを探してみてほしい、インスタ女子がこぞってピンク色の壁の前でポーズを決めている。
すれ違う彼女たちは「ここって何のたてもの?」と楽しそうに笑っていた。
そんな君たちに教えよう。
「そこは語学学校だよ!!!」
と。
まぁ、そんなことはどうでもいい。
アテネでは映画も観れます。
でも日曜日はやってないし、最終上映の時間も早いので年に数える程度しか行かない。
だが、【ソヴィエト・フィルム・クラシックス 冒険・SF映画編】という特集が組まれていると聴き知ったので
「これは!!!!!」
と、テンションが上がって仕方がないのでわざわざお休みもらって行ってきました。
ソヴィエト・フィルム・クラシックス 冒険・SF映画編/上映作品解説
観た映画と感想は以下の通りです(観た順)。
宇宙飛行(1935年)
ストーリーはいたってシンプル。
最初の月旅行を目論む教授が慎重派の教授の反対を押し切り、助手や少年発明家らとともに有人宇宙飛行を実現する。
しかし色々あって大変、という感じの話です。
全体的な世界観がスチームパンクな仕上がりなので、それ系のデザインが好きな人にはたまらないと思います。
しかも本作のデザインをロケット工学の父ツィオルコフスキーが監修しており、科学的考証を踏まえた上でロケットや各種装置などを制作している、との事です。
実写撮影とミニチュア撮影を組み合わせた宇宙空間はキッチュですらある、けれど非常に好ましい可愛らしい作品です。
火を噴く惑星(1961年)
これは『インターステラー』で『オデッセイ』で『ターミネーター2』、しかもゴジラな上にウルトラQ、みたいな最高のやつでした。
「えっ、それはアナタの目がどうかしてたのでは?」と、思われるかもしれませんが、事実です。
妖婆・死棺の呪い(1967年)
こちらは一応ホラーにカテゴライズされる作品のようなんですけど「ソ連時代最初で最後のホラー映画」とのこと。
めっちゃ貴重。
でもホラーといいつつもかなりファンシーな仕上がりでした。
「ファンシーなホラー」……
楽しそうでしょう。
楽しかったです。
ルスランとリュドミーラ(1972年)
これもファンシー。
というか、ファンタジー。
童話みたいな話でした。
全体的にストーリーの展開が唐突なので心の中では「何でやねんッッ」と、関西人ばりのツッコミ、というか、合いの手を入れずにはいられない。
そんな映画です。
伝わるかなぁ。
伝わんねーかなぁ。
つまりは展開が謎。
死者からの手紙(1986年)
この映画が今年観た中の作品で1番面白いとさえ思った作品です。
絵作りが凄まじいクオリティ。
一体どこで撮影したらこんなカッコいい映像が撮れるのか?と、あまりの美しさに震えと鳥肌が止まらない。
まだまだこんな素晴らしい作品が眠っているのかと思うと、気が遠くなりますね。
生きているうちに、あと何本のこんな美しい映画に出会えるんでしょうかね、と考えるともうこっちが死にたくなりますね。
もう一度観たいけれどDVD化されてないでやんの!
バカ!
VHSもないので海外DVD買うか、もしくはようつべ的な所にありげ。
エバンス博士の沈黙(1973年)
こちらはSF映画で、いわゆるファーストコンタクト物です。
ちょっとファスビンダーの『あやつり糸の世界』を思い出した。
全然似てないはずなんですけどねぇ。
しかし老教授が若い女(宇宙人)にうつつを抜かして気が狂ったと思われる話のように見えました。
こうやって書いてみると最悪な話だね。
面白かったですけどね。
石の花(1946年)
これはファンタジー作品で、ルスランと世界観似ていました。
予想の通り唐突なストーリー展開にド肝抜かされるっつーか、謎展開にただただ「ほーん」と口を開けて見るしかないような感じ?
伝わるかなぁ。
伝わんないだろうなぁ。
自分でもよくわからない。
まぁでもそのようなおかしげな展開を楽しみました。
あまり普段目にしないような作品であったので。
ピルクスの審問(1979年)
こちらの作品はスタニスワフ・レムの短編連作集「宇宙飛行士ピルクス物語」の一編「審問」をアクション性を盛り込み映画化した作品。
スタニスワフ・レムといったら「ソラリス」ですが、こちらもけっこう面白かった。
しかしアンドロイドに対してこの時代(1979)で既に危機感を持っているところが興味をそそられる。
アンドロイドやAIといった人間に勝るとも劣らない知性に対しては、欧米を始めとする国々は昔から恐怖の対象として描かれていると聞いたことがあるけど、まさにそれ。
スタニスワフ・レムはけっこう好きなので短編も読んでみたくなった。
でも主人公の名前が「ピルクス」って、日本ではお馴染みの乳酸菌飲料・ピルクル、もしくは美味しいおつまみにもなるピクルスを思い出して何となく集中できなかったのは内緒…。
全部で9本上映された中で、8本を観ることができました。
というかむしろ「なぜあと1本観なかったんだ?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
自分でもそう思う。
寝坊です。
アリエータもすごく観たかった……
それだけが心残りです。
では、また。
2017年7月に観た映画12本
劇場で観たやつ、というか今回は劇場でしか観てなかった。
・美しい星
・ドッグ・イート・ドッグ
・ディストピア パンドラの少女
・マンチェスター・バイ・ザ・シー
・アンダー・ハー・マウス
・マッド・メアリー
・光
・レインボーリールコンペティション
・ウーナ
・ジョン・ウィック チャプター2
・ザ・マミー 呪われた砂漠の王女
の、計12本
『アンダー・ハー・マウス』『マッド・メアリー』『レインボーリールコンペティション』はレインボーリール東京〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭〜で観た。
その中でも『マッド・メアリー』がすごく良かった。
LGBTがテーマというよりも、ひとりの人間としての苦悩が先にあるところが良い。
やはりLGBTがテーマになってしまうと、LGBTであるが故の生きづらさや偏見といったところに焦点が当てられがちだけれど、これは違った。
そもそも人として少し壊れてて、それが自分自身でわかりながらもどうしようもなく、破滅行為に走ってしまうというある種の青春モノに近い感じ。
そこに自然な形で同性愛も加味されていて、破滅行為のひとつのようでもあり、興味本位のようでもあり、見せつけのひとつでもあったけれど、しかしそこに本当の愛があったのかもしれない、と思えるサジ加減が最高。
ホロリとくるどころが、凶暴で手がつけられないはずの主人公がクライマックスでみせる表情にはこみ上げるものがあり、滂沱の涙…
そしてコンペティションで最優秀賞取った『カランコエの花』が出色。
またこちらもテーマがティーンのカミングアウトになっているところが特徴的。
10代特有の残酷さ、性への興味、嫌悪、または優しさ、純粋さ、そういった複雑な感情とキャラクター付けが丁寧で、短編ながらも重層的な作品だった。
本作も主人公の表情が良かった。
あとすごいなと思ったのは、高校生たちの普段の会話の自然さ。台詞台詞してなかったのが非常に効果的だったと思う。
素晴らしい短編でもう一度観たい作品です。
と、いうような感じです、7月は。
暑いけど8月もまあまあ映画観ますね。
ではまた。
2017年6月に観た映画10本
6月に観た映画メモ
新作
- 未来よ こんにちは(2回目)
- ジェーン・ドウの解剖
- パトリオット・デイ
- ローガン
- エル ELLE
- Raw
リバイバル作
計10作
6月はあまり観なかった。
ロメールの特集上映とかあったので、初鑑賞。
フランス人の嫌な感じが出ていて良い(のか?)
ミア・ハンセン・ラヴはよくロメール的と言われているが、その意味がなんとなくわかった。
『未来よ こんにちは』と『緑の光線』は何か近しいモノを感じましたね。
ただミア・ハンセン・ラヴの描く女性の方が逞しい。
人物像がより現代的ということかもしれない。
逆に言うとロメールの描く女性は情緒不安定で「こんな女ヤダ…」という風に感じてしまうね、今となってはね。
そしてアテネでユペール主演の『肉体の学校』を初鑑賞、めっちゃ良かったっす。
イザベル・ユペールは常に強い。
彼女の演じる役柄はエキセントリックと言われがちだが、そうでもないと思う。
たしかに理解できない行動が目立つ役柄も多いが、困難な局面にいる女性を演じているだけであって、決して人間的に異常な役柄はないと言える。
新作の『エル ELLE』でもそれは同じだった。
「最も危険なのは彼女」的な予告が打たれてますけど、そうじゃないと思う。
作中でいちばんまともなのは主人公であって、彼女の行動は異常なわけではない。
で、しかも『エル ELLE』は個人的にはサイコーだったので2017年暫定1位です。
あとは『ローガン』も良かったです。
シンプルに泣いた。
親しんでいたものが終わってしまうことはなんとも寂しいものですね。
そんなこんなで6月が終わり、てか2017年が半分終わり、夏が始まらんとしている。きっついわぁ。
では、また。
変な映画が観たい人がえらぶ、変な映画監督7人、カテゴリー別変な映画作品19選
「変な映画が観たい」といいながら、変な映画について全然語ってないじゃあないか。
そんなことがふと頭をよぎり、変な映画について書いてみたいと思いました。
にしても、「変な映画」とは何なのか?
何をもって「変」だというのか?
それは思うに、
- 不条理である
- なんだかよくわからない(難しいとは違う)
- 登場人物がどうかしている
- 設定もどうかしている
- なんでこんな映画作ろうと思ったのかわからない
といった作品のことを指します(※個人の見解です)。
そんな基準で、自分が思う変な映画監督・変な映画についていくつかピックアップしました。
※ちなみにデヴィッド・リンチ、ホドロフスキー、レオス・カラックス等々諸々のいわゆる有名監督などは今回は除いています(これも自分基準)。
変な映画監督7人
現代の世界三大変な映画監督
今後が期待できる変な映画監督
- カルロス・ベルムト(代表作『マジカル・ガール』)
- マウゴジャタ・シュモフスカ(代表作『君はひとりじゃない(原題:Body)』)
youtubeでも作品が観られる変な映画監督
- マヤ・デレン
- フランス・ツヴァルテス
マヤ・デレン代表作『午後の網目』
Meshes of the Afternoon - Maya Deren (1943) Original Score by Two Whole Quails
フランス・ツヴァルテス代表作品「Spectator(観客)」
Frans Zwartjes "Spectator" (1970)
変な映画19選
ゆかいで変な映画
- ヒューマン・ハイウェイ(ニール・ヤング監督作)
- Bite the Dust/バイツァ・ダスト(タイシャ・イグメンツェバ監督作)
- 不思議惑星キン・ザ・ザ(ゲオルギー・ダネリヤ監督作)
女子が主人公の変な映画
- ワイルド わたしの中の獣(ニコレッテ・クレビッツ監督作)
- ザ・ヴァンパイア~孤独な牙を持つ少女(アナ・リリー・アマポアー監督作)
- アンダー・ザ・スキン(ジョナサン・グレイザー監督作)
日本の変な映画
- けものがれ、俺らの猿と(須永秀明 監督作)
- 眠り姫(七里圭 監督作)
- 天使突抜六丁目(山田雅史 監督作)
ドキュメンタリーの変な映画
- 大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院(フィリップ・グレーニング監督作)
- 廃墟のロビンソン(パトリック・キーラー監督作)
- リヴァイアサン(ルーシァン・キャスティーヌ=テイラー、ベレナ・パラベル監督作)
気が遠くなる(眠くなる)変な映画
- BLUE ブルー(デレク・ジャーマン監督作)
- 静かなる一頁(アレクサンドル・ソクーロフ監督作)
- プライマー(シェイン・キャルース監督作)
- 闇のあとの光(カルロス・レイガダス監督作)
カッコよくて変な映画
- ニーチェの馬(タル・ベーラ監督作)
- 変身(ワレーリイ・フォーキン監督作)
- 去年マリエンバートで(アラン・レネ監督作)
と、まぁひとまずこのような形になりました。
本当はもっとあったのですが収集付かなくなったので多少なりともカテゴライズできる範囲でまとめてみました。
もうちょっと各作品について言及していけるといいかなぁと思います。
今後、上記作品については「変」具合について段階評価をプラスしていきたいです。
今後ともどうぞよろしく。
では、また。
思い出したように、2016年映画ふり返り
- アスファルト
- イット・フォローズ
- 映画よ、さようなら
- 彷徨える河
- 灼熱
- シング・ストリート 未来へのうた
- 母の残像
- Bite the Dust/バイツァ・ダスト
- ブリッジ・オブ・スパイ
- ローグワン
- この世界の片隅に
- ★ 母の残像
- 胸騒ぎのシチリア
- ★ ローグワン
- ★ 灼熱
- ハンズ・オブ・ラヴ
- ★ 映画よ、さようなら
- シアター・プノンペン
- バイオハザード ザ・ファイナル
- アイ・イン・ザ・スカイ
- ドント・ブリーズ
- エルストリー1976
- ファンタスティック・ビースト
- オーバー・フェンス
- ★彷徨える河
- ザ・ギフト
- PK
- ある戦争
- ガール・オン・ザ・トレイン
- ヤング・アダルト・ニューヨーク
- イレブン・ミニッツ
- エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に
- 君の名は。
- ハート・オブ・ドッグ ~犬が教えてくれた人生の練習~
- 過激派オペラ
- 神のゆらぎ
- ★アスファルト
- ハイ・ライズ
- スーサイド・スクワッド
- X-MEN アポカリプス
- ディーパンの闘い
- オマールの壁
- ★シング・ストリート 未来へのうた
- スティーブ・ジョブズ
- シン・ゴジラ
- ブリーダー
- 独裁者と小さな孫
- ゴーストバスターズ
- マクベス
- ボーダーライン
- カルテル・ランド
- ライオット・クラブ
- ヘイトフルエイト
- スロウ・ウェスト
- インディペンデンス・デイ:リサージェンス
- ヒメアノ~ル
- グランドフィナーレ
- ひそひそ星
- デッドプール
- 10 クローバーフィールド・レーン
- スノーホワイト/ 氷の王国
- リザとキツネと恋する死者たち
- メニルモンタン 2つの秋と3つの冬
- クリーピー 偽りの隣人
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
- 獣は月夜に夢を見る
- ちはやふる 下の句
- レヴェナント:蘇りし者
- 密のあわれ
- アイアムアヒーロー
- 世界から猫が消えたなら
- 太陽
- バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
- ちはやふる 上の句
- スポットライト 世紀のスクープ
- ミラクル・ニール!
- ハロルドが笑う その日まで
- コードネームU.N.C.L.E.
- あやつり糸の世界
- ヘイトフル・エイト
- ロブスター
- ハッピーアワー
- アメリカン・ドリーマー 理想の代償
- オデッセイ
- バードピープル
- キャロル
- 俳優 亀岡拓次
- ライチ☆光クラブ
- ゾンビマックス!/怒りのデス・ゾンビ
- ブラック・スキャンダル
- ★イット・フォローズ
- サウルの息子
- マジカル・ガール
- クリード チャンプを継ぐ男
- エージェント・ウルトラ
- 傷物語<Ⅰ鉄血篇>
- カリキュレーター
- ベテラン
- 友だちのパパが好き
- クリムゾン・ピーク
- ★ ブリッジ・オブ・スパイ
- ★Bite the Dust/バイツァ・ダスト
2017年5月に観た映画8本
- アメリカン・スリープオーバー
- パージ:大統領令
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.2
- メットガラ ドレスをまとった美術館
- フリー・ファイヤー
- メッセージ
- スプリット
- 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
アメリカン・スリープオーバー
パージ:大統領令
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.2
メットガラ ドレスをまとった美術館
フリー・ファイヤー
メッセージ
スプリット
皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
ではまた。