『ミュシャ展』にいってきた
先日、巷で話題のミュシャ展に行ってきた。
平日の水曜日午後に行ったのだけれど、それにも関わらず行列していてちょっとびっくり、そしてがっかり…。
見た感想としては確かに日本人が好きそうだなと思う部分が多々見受けられて行列も納得の展覧会だった。
何となくだけど、代表的な作品がRPGなどのゲームやアニメの世界観に近い感じがした(もちろん今となってはということですが)。
ファンシーなんだな、とても。
そういうゲーム・アニメ的な要素が日本人に取ってかなり取っ付きやすいアートなのだと感じた。
実際描かれている女性も、古典美術などで描かれているふくよかな女性の美しさとは違って、現代の美しさにとても近しい。
そいでもって日本人お得意の”擬人化(?)”作品も多い。
四季や宝石、月と星などをテーマに女性を描いているのだけど、イメージを分かりやすく具現化している作風がかなり日本人と親和性高いだろうなと。
そしてあともう一点、浮世絵にも近しい感じがするのだよなー。
輪郭や色合いがパキっとしててイメージがダイレクトな所とか…まぁこれもすごく何となくの感想だけれど。
そういった芸術性を超えた親しみやすさみたいなものがあるのかなと感じながら。
取りあえず混んでいるけど行ってみると良いと思う。
みんな楽しく見れると思うので。
5月19日(日)まで。