マグリット展にいってきた
見所など
とのこと。
そういえば筆者は13年前の展覧会も行ったのだった。
まだ高校生か大学生の時で、渋谷の文化村で開催されていたのだと記憶している。
なんだか無茶苦茶混んでて疲れたけれど、そこで買ったポストカードや図録はまだ大事に持っていたりで、けっこう良い展覧会だったような(曖昧)。
(※13年前の図録)
しかしながら、マグリットは自分的にはかなり重要な画家というか、まぁ単純に好きなのだわ。
思い出深いし、もしかしたら一番好きかも知らんなー。
なんか、「好きな画家はマグリット」というと何だか格好よろしい感じやし。
感想
大規模展覧会だけあってなかなか見応えあるというか、本当に充実している。
初期のアールデコ調の作品はかなり目新しいし。
中期は印象派画家のタッチを真似た作品や、戦時中という事も関係あるのか荒々しいタッチの作品が目立った。
こういう時期もあったのだなぁ。
そしてよく知られる後期は、彼の敬愛するデ・キリコの作品と出会ったことでシュールレアリズム期に突入。
初期から順番に見ていくと、ここで鬱屈していたものが一気に解放されたかのような突き抜けた感じがあって実に爽快。そして感動的。
いやいや、オモシロイ。そして泣けるわー。
これはもう一度行くよ。
次はいつ見られるのか分からないし。
また十何年後とかあり得るのでね。
「絵画はわからぬ」という人にもオススメできる貴重な展覧会なので、興味関心を持たれた方は是非に。
2015年6月29日(月)まで、国立新美術館にて開催中。
今回の図録表紙。
裏表紙。かっこいい。