変な映画が観たい

しがないWEBデザイナーです。映画と音楽とデザイン関連のこと適度に適当に書きとめます。

2015年10月に観た映画

もう肌寒くなり、秋だなぁ…元気になってきた。

10月は映画祭があったりで盛り上がってますね。

全然行けなかったけど。

そんな感じで、10月に観た映画は以下でした。

【劇場】

の、計10本です

取りあえず言わせて欲しい。

ターボキッドが最高

だということを。

※予告の時点で人体損壊のゴア描写アリなので再生の際にはお気を付け下さい。


来たぞチャリンコ『マッドマックス』!『ターボキッド』予告編 - YouTube

 

やっぱり、このマッドマックス的世界観が好きなのだろうか?

どうにも惹かれるものがある。

チャームに満ち溢れている。

何がイイって、もう、馬鹿馬鹿しくてやってらんないところです。

文明が崩壊し、石油や水、食料を始めとする資源が枯渇した世界。

ガソリンないなら移動手段は自転車ですよ!

主人公のような気弱なコミックオタクの兄ちゃんも、屈強なカウボーイも、強面のギャングもみんな揃ってチャリ移動。

その緊張感のなさと言ったら。

 

それなのにしかし、それにもかかわらずしかし、可愛らしくて、優しくて、古くさくて、懐かしくて、それでいて切なさと狂気が土砂降りの血の雨のように降り注いでくるような、正統派ヒーロー映画なわけですよ!

でも無茶苦茶です(特に人体が)。

それなのに、泣かずにはいられない、居られないのです、アップルちゃん(ヒロイン)。

可愛かったなぁ。

彼女の天真爛漫で突拍子もない明るさは、時に狂気じみていて、でも可笑しくて、そして悲しい、この物語にとっての絶妙なスパイスとして後から後からじわじわと、しかしながら確実に、それこそボディーブローのように効いてくるのです。

泣ける。

まさにボーイ・ミーツ・ガールな訳です。

ボーイがガールに出会ったことでヒーローとして立ち上がる訳です。

そんな映画はごまんとあるでしょう。

でもこれは、狂ってしまった世界で、1人の少年がいかにしてヒーローとなり、そしてヒーロー然としていられるのか?

 

まさか『ターボキッド』で泣くとは一体誰が想像しただろうか。

これはblu-ray買わなくてはね。

取りあえず予約しました。

来年が楽しみだ。

もっと言うならばサントラが欲しかった。

売ってない…

劇中ではシンセサイザーのすばらしきピコピコ楽曲満載で、もうそれ聴いてるだけで涙腺ゆるみます。

今年は『キングスマン』『アントマン』『ジョン・ウィック』と、素晴らしいアクション作品が満載な訳ですが、ここへ来て一気に『ターボキッド』が2位に躍り出ましたよ(1位はダントツで『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)。

 

12月もスターウォーズ、007が待ちかまえてる訳ですし、まったく今年は豊作の年ですね!

 

ではまた。