さよならTOHOシネマズ
映画館に行って映画を観るのが単純に好きです。
映画館で観る作品本数は平均して90本前後と言ったところで、通常料金で観るにはつらい本数です。
なので映画館の会員カードをいくつか保持して会員料金で観るのが常なのですが、それを始めたのは2012年頃からでした。
たぶんですけど、初めて作ったカードがTOHOシネマズだったと思います。
メールの履歴から2012年7月31日(火)に作成となっていました。
今は2019年の6月だから、7年前。
当時は日比谷、有楽町界隈のTOHOシネマズへよく行っていたし、当時住んでいたマンションから徒歩圏内にTOHOシネマズができ、ますます行くようになっていました。
けど、その間にもTOHOシネマズをどんどん好きじゃなくなっていくのを感じていたのも事実です。
なんていうか、せこい感じ。
一度スターウォーズ新作料金を無意味に1,900円にしてたことがありましたが、あれが決定的ですね。
「まじでクソだな」、とナチュラルに思ったことを鮮明に覚えています。
そういったまじくそな記憶が新しい中での値上げ。
やはり微妙な気持ちになりました。
消費税値上げを見越してとの見方もあるようですけれども、それにしても腑に落ちない。
会員の年会費をあげて1,800円をキープすべきだったのではないのだろうか。
しかもフリーパスも中止になったとか。
というかそのフリーパスも対して使い勝手よくなかったぞオイ。
にしてもこの料金値上げ傾向は斜陽産業感が半端なく、見ているのがつらい。
ここからまた緩やかに映画ファンは離れていき、さらには新規顧客が開拓できないことを想像してしまう。
ネガティヴすぎるだろうか。
けれども、どうも映画業界自体の鎖国感がひどい気がしている。
内需にしか目が向かない制作動向、配給宣伝の陳腐化、世界から取り残されていっている感が半端ない。
って、話題が逸れました。
とはいえ、TOHOシネマズが最大手なのも確かですし、それは揺るがないのでしょうね。
まぁいいさ。
次のシネマイレージの更新日ももうすぐだ。
ただ解約して終わる。
今までTOHOシネマズで観た映画が消滅するわけじゃないし、記憶がなくなるわけでもなんでもない。
もう行かなくていいや、と思っただけ。
※履歴は2015年10月からしか閲覧できない
さよなら。
また、いつか。