2015年02月に観た映画
2月はたくさん観たいな、と思いつつ、新作映画は自粛気味で。
ということで、2月に観た映画は以下。
そしていつもは気になった作品だけに言及しますが、今回は新作以外の全作品についてコメントしているのでいつもより長文になってしまいました。
【劇場(新作)】
- きっと、星のせいじゃない。
- アメリカン・スナイパー
- ラブストーリーズ エリナーの愛情
きっと、星のせいじゃない。
何故これを観たかというと、ウィレム・デフォーが出ているから。それだけです。
しかし思ったより良い話だった。
邦画の難病もののように「さあここで泣け。」というようなあざとさもなく、へったくそなアイドルの演技をダラダラ見せつけられる心配もありません。
明るく自分の生死と対峙しようと試みる主人公2人は、実にまっすぐな生き様でキラッキラでした。
あと病で失明してしまう友人のアイザック君がとても良いな。
彼には幸せになって欲しい。
どうでも良いけど邦題が。あえて何も言いませんけど。
【劇場(旧作)】
- 鏡の中のマヤ・デレン
- マヤ・デレン全作品集
- 俺たちに明日はない
鏡の中のマヤ・デレン
前々から気になっていた作品だったけど、ドキュメンタリーとは知らなかった。
マヤに関連する人々のインタビューによって構成されている。
中盤ちょっと寝ました。
どうもドキュメンタリーは寝てしまうのです。
マヤ・デレン全作品集
ドキュメンタリーは寝ましたが、こちらは目を爛爛とさせて観ました。
面白い。あまりにぶっとんでてね。カッコイイ。
というか、自分が過去に観て好きだった映画作品の原点がココだったのかもしれない、と気づいた瞬間には身震いがした。
それだけの事です。
"Meshes of the Afternoon", Maya Deren, 1943 ...
俺たちに明日はない
こちらは映画評論家の町山智浩さんのトークイベントつきだったので観ました。
アメリカン・ニューシネマの先駆け的な作品とのことで、町山さんの解説もあってより理解が深まりましたよと。
トーク内容については、新・午前十時の映画祭公式のyoutubeに後日アップされるようです。
去年のトークイベント(『第三の男』の解説。このイベントにも行きました)の様子は既にアップされています。
【TV/DVD】
- ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
- アジョシ
- ザ・グリード
- ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]
- ファンタスティック・フォー/銀河の危機
ハイド・アンド・シーク~
こちら、当時の評判はあんまり良くなかったような気がします。
2005年公開なのでもう10年前か。
ダコタ・ファニングちゃんがまだ幼いですが、目の下のクマが既にホラー。
芦田まなちゃんを彷彿とさせますね(クマが)。子役の顔面のクマほど見たくないものはないですね。
アジョシ
普段あまり韓国映画を見ないので何とも言えないですが、5年前の作品とは言えやはり勢いを感じるなーと。すごいなぁ。
バイオレンスがカッコイイ。本当に痛そうで。
日本映画のバイオレンスはそんなに痛そうじゃないのがね、手ぬるい。
こういう痛そうな映画は定期的に観ていきたいものです。
容赦ない戦闘シーンはコチラ。
ザ・グリード
この作品は、まぁ単純に好きなので定期的に見直します。
楽しいんです。
しかし、もう17年前の作品になるのかー。
その中途半端に古くさいが懐かしくもあり、可笑しくもあり。
ストーリーは単にでっかいとげとげしたミミズが豪華客船の船内をウヨウヨするから逃げる、という話。
モンスター映画のお手本のような展開が楽しいので観て欲しいなぁ。
そう言えば『ハイド・アンド・シーク』に出ていたファムケ・ヤンセンがこちらにも出ています。
本作では若くて可愛いのです。
ファンタスティック・フォー
一方こちらの作品たちに関しては、邦題についてる副題のカッコ書きやスラッシュという統一性のなさにイライラします。
それは置いといて。
2作通して7割強の割合で仲間割れをしており、肝心の悪役の悪事がまったくどうでもいい感じ。
「そんなことより君たちもっと仲良くしなさい!!」と言いたい。
2作目に至っては銀河の危機だって言っているにも関わらず仲間割れでまったくもー、としか言えません。暇なのか!
そんなことを考えているうちにリブート版が出ますよ!
ノー天気な旧作とは打って変わって超深刻そうになりました。
これもご時世というものですね。
楽しみです。
Fantastic Four Official Teaser Trailer #1 (2015 ...
そんな計11本です。
しかしもう3月ですね。
今年もあと10ヶ月。