変な映画が観たい

しがないWEBデザイナーです。映画と音楽とデザイン関連のこと適度に適当に書きとめます。

2017年6月に観た映画10本

6月に観た映画メモ

 

新作
リバイバル

計10作

 

6月はあまり観なかった。


ロメールの特集上映とかあったので、初鑑賞。
フランス人の嫌な感じが出ていて良い(のか?)
ミア・ハンセン・ラヴはよくロメール的と言われているが、その意味がなんとなくわかった。
『未来よ こんにちは』と『緑の光線』は何か近しいモノを感じましたね。
ただミア・ハンセン・ラヴの描く女性の方が逞しい。
人物像がより現代的ということかもしれない。
逆に言うとロメールの描く女性は情緒不安定で「こんな女ヤダ…」という風に感じてしまうね、今となってはね。

 

そしてアテネでユペール主演の『肉体の学校』を初鑑賞、めっちゃ良かったっす。
イザベル・ユペールは常に強い。
彼女の演じる役柄はエキセントリックと言われがちだが、そうでもないと思う。
たしかに理解できない行動が目立つ役柄も多いが、困難な局面にいる女性を演じているだけであって、決して人間的に異常な役柄はないと言える。


新作の『エル ELLE』でもそれは同じだった。
「最も危険なのは彼女」的な予告が打たれてますけど、そうじゃないと思う。


フランス映画『エル ELLE』 予告編


作中でいちばんまともなのは主人公であって、彼女の行動は異常なわけではない。
で、しかも『エル ELLE』は個人的にはサイコーだったので2017年暫定1位です。

 

あとは『ローガン』も良かったです。
シンプルに泣いた。
親しんでいたものが終わってしまうことはなんとも寂しいものですね。

 

そんなこんなで6月が終わり、てか2017年が半分終わり、夏が始まらんとしている。きっついわぁ。

 

では、また。