【備忘録】ルート・ブリュック 蝶の軌跡
観覧日:2019年5月3日(金)
一般1,100円
鑑賞時間90分程度
@東京ステーションギャラリー
- 写真撮影可(フラッシュ撮影不可)
- そのため、フロアのいたるところで写真を撮影する電子音がしている(自分は気にならなかったが、同行者が気になっていた様子)
- GW真っ只中の昼過ぎに行ったが混雑具合はそこそこ。余裕を持ってゆっくり見れる。
- 最後に展示されている「鳥」という作品はサインが逆さまになっている
- ルート・ブリュックはフィンランド人(トーベ・ヤンソンと一緒)
- もともとは建築家になりたかったらしい(作品も立体が多い)
- アラビア陶器所にスカウトされた(アラビア陶器所ってARABIAのことか!)
- ヘルシンキにはアラビア地区というところがある
- 夫はタピオ・ヴィルカラ(知らない)
- 後期の抽象的な作品が好き
- 最後の作品である「流氷」はフィンランド大統領の私邸に飾られている(それがとても美しい)
- webサイトのデザインもとても美しい
- 図録もとってもイイ感じ(買わなかった)
以上
2019年4月に観た映画7本
GWだらだらしすぎてブログ更新しなかった。
旅行には行かなかったけれど、たくさんの人と会うことができてよい休日だったな。
ということで、先月観た映画は以下の通りです。
新作/劇場
- スパイダーマン:スパイダーバース
- キャプテン・マーベル
- シャザム!
- アベンジャーズ/エンドゲーム
4本
旧作/配信
3本
計7本
期待していた『シャザム!』はそこまで楽しめなかったな〜。
いや、楽しかったんですけどね、期待値高めすぎました。
でも個人的にすごく良かったのは主人公を迎え入れる家族のキャラクター。
多様性に配慮したかのように様々な人種が入り混じった家族で、最初出てきたときは「無理やりすぎないか?」と心配になったのだけれど、それが案外収まりがいい、というか、可愛かった。
素敵な家族で羨ましいなと思えた。
「違う」って素晴らしい、そこがこの映画の良いポイントだった。
それとは対照的だったのが『アナベル 死霊館の人形』ですかね。
とある黒人女性の扱いが納得いかん。
色々と説明的な部分もあって彼女は結局こうなる運命だったのだ、という一応の理由づけはしているのだが、いや納得いくかボケ、と。
2014年の制作にしては随分と馬鹿げたキャラクター作りで『シャザム!』を見習え、と憤りを感じるくらいだった。
あとは怒涛のマーベル祭りでしたね…もう…これはもう、仕方ない。
いやぁ、めっちゃ楽しかったなぁ。
『スパイダーバース』も『キャプテン・マーベル』も『アベンジャーズ/エンドゲーム』も、本当に、良い。
まぁキャプテン・マーベルの強さが理由もなくチートすぎて笑う、というくらいのものですよね。
スパイダーバースも一瞬一瞬が楽しくて美しくて、これを体感した後で実写のスパイダーマンを普通の気持ちで観ることができないだろうな、という心配があります。
アニメにしてくんねぇかな〜、って思っちゃいそう。
あとはエンドゲームはね〜〜〜、色々泣いてしまったんだけれど、特に好きなのは終盤に「わいらに任せんしゃい」という感じで女性キャラが勢揃いしたところマジぐっときた。
あの感じ、素晴らしい、これが尊み……
あとはDr.ストレンジ周りのアレコレ、ネタバレになるので書きませんがNY決戦の時にあのお方がね〜〜〜!みたいな、あれ、すごく良かった。
完全に個人の趣味ですが。
楽しかったなぁ。
これで一旦終わりになってしまうのが寂しいものですが、でも本当に感謝の気持ちが沸き起こってくるくらいなんですよね。
それに大好きなガーディアンズの続編に無事ジェームズ・ガンが戻って来てくれるということで、今はそれを楽しみにしておくよ。
はぁ〜〜〜〜、本当に終わっちまった〜〜〜、さびし〜〜〜〜〜〜〜。
ということで、ではまた…
2019年3月に観た映画8本
だらだらと余生を過ごしておるわけですが、あー、眠い。
眠すぎてこのまましぬのかと思うくらい眠い。
そんな中、観てきた映画は以下の通りです。
【劇場/新作】
- ブルー・マインド
- 翔んで埼玉
- グリーンブック
- 運び屋
- ROMA/ローマ
- 移動都市/モータルエンジン
6本
【劇場/旧作】
- 風たちの午後
- 囚われの美女
2本
計8本
新作はどれも特に面白いと思ったり、記憶に残ったりはしていない。
けっこう普通に観てしまったなと。
強いて言うならモータルエンジンの主要キャラが韓国人女性で、けっこう良い役を当てられていたのが印象的だった。
ええやん。
素敵やん。
と思いました。
旧作ですと、風たちの午後はすごい映画でしたね。
セリフが全然聞き取れない。
それは良いとして。
普通の生活の中にレズビアンの人が描かれているのが良いですね。
特殊な感じもなく、けれども、普通に狂っていく様が、切ねぇな…と、感じました。
あと、どうしても観たかったロブ=グリエの囚われの美女なのだが、8割くらい寝てた。
なぜだ。
楽しみにしてたのに…5月に早稲田松竹で上映するらしいので、再チャレンジしてきます。
ではまた。
【備忘録】ヒグチユウコ 展 CIRCUS
観覧日:2019年3月3日(日)
一般800円/鑑賞時間110分程度
- 金額の割にだいぶ見応えがあった
- 作者についてそこまで詳しくはなかったがそれでも面白く見れた
- 人気があって入場制限されていると聞いたが、そうでもなかった、余裕をもって見て回れた(雨だったからか?)
- 知らずに来たとしても、見ている間にお気に入りにキャラクターができる
- 見ているだけで腱鞘炎になりそうな描き込み具合
- ねこかわいい
- ひとつめちゃんかわいい
- きのこかわいい
- 映画のポスターもあった(ホラー映画が多め)
- グッズが大人気で売り切れが多かった(ガチャガチャやってみたかった)
- まんまと図録購入した
- ファンになった
- 満足度が高い
以上
【備忘録】岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇蹟
観覧日:2019年2月9日(土)
一般900円/鑑賞時間70分程度
- とても良かった
- 作品のサイズが思ったより大きいくなかった
- コラージュ展自体が初めてだったので、コラージュの大きさの基準がわかっていなかったこともある
- 静かで人も少ない
- 展示もたくさんあり、エルンストもあった
- 瀧口修造からの書簡も展示されていた
- 図録が良い(¥3,240)
- グッズがいちいちおしゃれ
- 再見したい
以上
2019年2月に観た映画5本
新作映画観るの控えよう〜、そして旧作たくさん観よう〜
とか言ってたのに、あまり変化のないラインナップに。
ということで、先月観た映画は以下。
劇場/新作
- アクアマン
- イップ・マン外伝 マスターZ
- ビール・ストリートの恋人たち
3本
配信
- The Witch/魔女
- 殺人の追憶
2本
計5本
で、やっぱりマスターZが面白すぎた。
それは前回お伝えしました。
みんなぜひ観て、楽しいから。
あとはね、まぁね、アクアマンも勿論よかったんですよ!
はちゃめちゃで!水族館好きにもおすすめです。
ニコール・キッドマンが強いってーのがまず面白い。
そして、魔女もよかた。
想像してたのと違う。それがよかった。
韓国すげーな〜〜〜〜、アクションかっこいいんだよな〜〜〜。
あの動きなんなんだよ、という…
とりあえずは3月もマスターZ観たいな。
みんなも観ましょう。
ではまた。
イップ・マン外伝 マスターZを観た方がいいよ、という話
2月19日に急遽とり行われた先行上映会へ行ってまいりました@新宿武蔵野館。
や、もうね、素晴らしかった。
端的に言ってそれだけです。
そしてその感動をどうしても伝えたい、映画が好きな方々にお伝えしたい。
というのもまぁ、基本的に自分はアクション映画が大好きです。
銃撃戦も好きではあるのだけれど、基本的には肉弾戦、というか人が殴り合うような映画が好きです。
特にアジアの血みどろ抗争ものなどが好きなのですが、功夫映画もすごく楽しいので好きです。
そんな血みどろ映画や功夫映画好きから観てこの映画は最高峰、つまりは傑作でした。
王道にして往年の功夫映画って感じが、誰かと感動を共有したくなるようなノスタルジックさを纏っているのです。
江戸木純さんと宇田川幸洋さんのトークショーでも伺いましたが、ユエン・ウーピン作品の中でもベストワークとのこと。
宇田川さん的にはウーピンベストに入るのは『アイアン・モンキー』だがそれに匹敵する、と(ウーピン自身もインタビューでそう語っていたそうな)。
ですよね~~~、そんな感じする!!(←全然詳しくないけども)
で、肝心の映画といえば本作の主人公である張天志(チョン・ティンチ)は『イップ・マン 継承』の敵役ですが非常に味のある役柄でしたね。
葉問(イップ・マン)の清廉潔白なお人柄に対して張の好戦的なキャラクターははっきり言ってイイ当て馬、的な。
でもね~~~、師父もかっこいいし大好きなことは大前提として…「継承」はやっぱどうも綺麗にまとまりすぎている、という感想もあるのです。
清く正しく美しい、それは素晴らしいことです。
けれども、誰も彼もがそんな風に生きてらんねぇよという感想ももちろんあってですね、そんな消化不良を一気に燃焼させてくれる映画、それが今回の「外伝」でした。
問答無用に「めっちゃおもしれぇええええーーーい!」て、なる。
面白い映画を見ると語彙力は低下しますよね、その感じです。
やられたらやり返す、同じやり方で!もしくはそれ以上で!的な、ダークヒーロー然とした張に肩入れせずにはいられない。
燃え滾るものがありました!
師父だったら受け流しそうな挑発も張はすぐにムッとしてボコボコに反撃するのが超かっこいいし超面白い(師父よりも痛そうに殴るのもなんか面白い)。
あとどうでも良いことかもしれませんが、マックス・チャンのような美しい系の俳優はあまり好かない。
しかしこのシリーズでは外見の美しさとか誰も観てない感がいいな、と感じました。
あんな美男子がウロウロしてたら通常の映画だとルックスに対して1度くらい言及しても良さそうなものを、普通のお兄さん(おじさん?)もしくは子供のお父さん、として扱われている感じが面白いというか、なんか安心する。
そしてやはり、語らずにはいられないのがミシェル・ヨーですね。
ほんと素晴らしい、かっこいい、美しい佇まい。
あの、なんと言うんでしょうか、いろんな意味での現役感がダダ漏れている雰囲気がそこはかとなく、良い…弟がバカだけど。
きっと良くできたこの姉は弟が可愛くてしかたなかったんだろうなぁ、とか、側近が無口な若い男っていうのも、きっとどこかのドヤ街で拾って来たんだろうなぁ、とか、色々と気になるポイントが散りばめられているのも個人的には面白かったです。
そのくらい圧倒的な存在感。
対峙したら勝てなそう感が半端ないボス力、そう、ボス力がある!
てな感じで、彼女を主人公としたスピンオフも見たいくらいなんですけど~~~。
あとはトニー・ジャーが謎の暗殺者役で出ている。
2人は『ドラゴン×マッハ!』でも対決してましたね。
その時はウージン&トニジャ対マックス・チャンという構図だったが、今回はタイマン張ってます。
そこのシーンもすんごいの、2人のアクションがもう、かっこいいしもはや美しささえ感じるレベルで神がかってるーーーー。
って感じでさ、もうとにかく面白いので、イイから観てくれ。
ではまた。